歌謡番組

  最近よくTVの歌謡番組を観ている。特に「ナツメロ」は自分が生きてきた時代とオーバーラップして恥ずかしながら涙を流したりする。

 上京した当時流行っていたのは「東京の灯よいつまでも」。雨の外苑、夜霧の渋谷・・・・そこにいる自分が映画の主人公になったような気分になりちょっと粋がったものだ。ビートルズが来日したのは大学2年の時。その日山手線がやたら混んでいたのを思い出す。

 人生の残り時間が少なくなると昔がとても懐かしくなるというがそういうことだと思う。でもそんな時間が嫌いでない。忘れていた記憶が突然蘇るのが面白い。